暖簾が掛かっている珍しいお店

飲食店や和風テイストのお店であれば、暖簾が掛かっている事は決して珍しい事ではない。

 

 

と言う前提が、心の中の思い込みとしてある。それは、それ以外のお店では、あまり見る事がない点と、そうした事から積み重なってくる思い込みの力による物だと言える。

 

思い込みとは恐ろしい物で、時に無限の力を生み出すとも言われている。

 

 

簡単な例で言えば、共感性と言う物で、これを発展させる、伸ばして行く事で、誰かの目を通して起こっている事、そして、映像の中で見える事、場所などに自分が立ち、その場にいなければ見えない風景や状況などを感じる事が出来る。これは単純に言えば、度を越した思い込みでしかないのだけど、こうした思い込みを経験として捉えていく事で、自分の可能性や価値観、感性などの振り幅は広がって行き、どんどん、そこにいるのが当たり前になって行く。すると、思い込みは現実の物となる。

 

 

これはイメージと言う、曖昧な物を利用しているから、曖昧だと感じるだけで、昔の絵描きや職人んどは、師匠の筆捌きやしぐさなどを見て、盗んでいた。これはつまり、イメージではなく行動がある思い込みであると言え、この様に現実に行動して、覚えて行く物、成長して行く物も同じである。

 

 

話がだいぶ逸れたが、思い込みって奴は厄介だ。

 

 

別にビーフシチューのお店に、上質なタンシチューありますと印刷された、のれんが掛かっていても良いのだ。面白いじゃないか。

別にフランス料理店に、絶品舌平目のムニエルとプリントされいる暖簾があっても良いのだ。食べてみたくなる。

イタリア料理店に、何故かパエリア、だけどパエリアと謎の言葉が記された暖簾があっても良い。もしかしたら、イベリコ豚もあるんじゃないか?と想像を掻き立てられるじゃないか!

 

 

この様に、思い込みや固定概念をちょっとずらしてやる事で、世の中はもっとずっと面白くなるし、幸せになる。簡単な事なのだけどね。