のれんと仕草

ふと思う。サッカーW杯の控室には、こののれんをかけてみたらどうだろう。

掛けた所でどうなるわけでもないし、表に面してつけたら、

たぶん作戦が筒抜けになるから、まったくだめだし。

 

 

でもなんだ、間違いなく、日本的と言うか、

日本人だからとを言うか、兎に角、どっかしらにかけて欲しいな~と言う願望がある。

誰に対して、何に対して盛り上がるかと言うと、完全に愛国心だ。

サッカー日本代表だからこそ、そういう物をつけていて欲しいではないか。

 

 

そこで、ザッケローニが、のれんをくぐる。

よーし、ミーティングを始めるぞって暖簾をかき分けて選手たちに支持を与え始めるわけだ。

選手たちは、鼓舞される。切り替えと言う意味では、最高なのではないかと思う。

 

あの暖簾をくぐると言う仕草は、何処か特殊な行為だ。

そして、たった一枚の布が、世界を隔てている。

それが実に日本的な姿だと言える。

 

そうしたちょっとした雰囲気を生み出すのが日本的であると言えるし、

そこにあるのは、ちょっとした心遣いではあるけど、

日本人が持つ、詫び寂びと言うのだろうか、そう言ったものだ。

そこにあるのは日本が誇る、インテリアであり、

境界を生み出し、仕切りを作りだす事を簡単に出来る、のれんである。

 

 

結果的にのれんは、純和風の日本的な物であるから、

いつまでも廃れる事なく、使われている事を考えると、

やっぱり、日本代表の控室に付けても良い気がするけどね。

だって、楽しいではないか。そう言うのって。

 

何より、のれん人気が確実に上がる。

これはすごい!

 

 

 

アメリカに住む友人に贈った暖簾

先日、アメリカに住む友人に子供が生まれたと言う事で、

何がいいかな~?とお祝いの品を悩んでいると、

一遍の詩が書かれたのれんに出会いました。

 

何ともそこに書かれていた詩の内容が、

心にぐっと来たもので、そうだ、これにしようと、

のれんをオリジナル制作する事にしました。

 

 

 

とはいえ、のれんのオリジナル製作ともなると、

どうやっていいものか?色々と悩みましたが、

今ではネットで完結してしまえる様で、

非常に簡単に特注作成出来ました。

 

 

 

そして、完成品を友人にEMSで贈ります。

日本の郵便局さんは、きちんと運んでくれますが、

向こうの税関職員なのか、配達員なのか、

たまにとんでもなくブレーカーな事してくれますので、

無事に届く事を祈りました。

 

数日後、友人からスカイプに連絡が。

たまたまいたので、受けると、とても喜んでいました。

そして、家族で撮った写真を送ってくれました。

もちろん、私が贈ったのれんをくぐりながら

 

 

 

出産祝いと言う事で、少し違うかな?とも思いましたが、

のれんは、メッセージを書き込める事が魅力の一つですね。

別に実用的に使用する事はなく、インテリアとしても使用して頂けます。

 

友人はベビーベッドの上に掛けているそうです。

確かに、生まれたばかりの友人の子供にお祝いのメッセージを描いた物なので、

その様に使ってもらえて、私としても嬉しく思います。

 

単純に喜んでもらう事もそうですが、そうした使い方で使ってもらえるというのは、

思っていなかった事なので、次は何を贈ろうかと今から考えていたりします。

 

 

 

 

ノレンヲクグルシグサニヒンヲカンジル

先日の事。何て事ない、普通の天ぷら屋で、

お好みの天ぷらをセットにして貰っていた所、

とても、品の良い人が入ってきた。

 

 

別に身なりは普通の洋服だし、

髪型も日本風に結わえている訳でもないんでもない。

靴だって、普通にスニーカーを履いている様な、

年の頃、40代前半の女性だった。

 

 

何処にも、品を生み出す要素を感じさせる物は無かった。

 

 

しかし、とても品を感じた。

その女性が歩く姿、そしてイスを引き、席に付く姿に、

なるほどと、妙に納得した気がした。

 

ちょっとした所作や仕草に品があるのだ。

気品漂うなんていうと、大げさだろうか。

でも、持ち合わせの言葉の中では、

それがぴたりとはまる言葉だった。

 

きっと、店内に入る時だって、

のれんの潜り方にとても品を感じたいのだ。

小粋だと思わされたのだ。

 

 

天ぷら屋と言う、多少、敷居の高いお店だからこそ、

その品が垣間見えたのかもしれない。

 

たかが、暖簾を潜るだけでも、

そうしたお店だからこそ、

見る事が出来た品なのかも知れない。

 

そんな事を思った。

 

 

聞く所によると、ご自宅が華道の家元らしく、

自然と、品のある振る舞いが出来てしまうのだそうだ。

 

そうした自分のまったく知らない世界の事を話す、

そんな人の話は非常に面白い。

 

 

やはり環境と言う物なのだろうか?

のれんの潜り方に育った環境の良し悪しがあるとは言わない。

 

映像やイメージなので擦りこまれている物あるだろう。

だけど、最低限の品性と言う物は欲しいなーと思う。

 

品があった方が、やっぱりちょっと、

かっこよいし、素敵だと思う。

 

のれん一枚で、そんな事を考えさせられた一日だった。

天ぷらは、非常に美味かった。

塩で食べる物は、塩でもいいけど、

意外と、天汁が美味い店ってのもポイントだと思う。

 

 

 

実家には、のれんが何故かたくさんあった記憶

実家には、何故か暖簾がたくさん掛かっていたな~と言う記憶があります。

何でかは良く分かりませんけど、暖簾が非常に多くありました。

使っている物、使っていない物、どちらも。

 

ちょっとした仕切りに使うのならまだしも、明らかにいらないだろ?って、

そんな所にものれんが掛かっていました。

 

今でも意味が分かりません。

 

また、1枚に飽きたらず、2枚、3枚と同じ場所に掛けてある物もあり、

こちらの暖簾多重掛けも、いまだに意味が分かりません。

 

だんだん思う事があります。

もしかしたら我が家は、みんなちょっと変わっているのかもしれない…と。

気付かないだけで、外からみて見ると、そう言えば何でだろう?と、

思う事が多々あります。

 

のれんもその一つです。

のれんが好きだったと言う訳でも無いと思います。

そんな話聞いた事無いですし。

 

貰っていると言うのは、あるかもしれません。

さすがに暖簾ばかり、あれだけ買わないでしょうから。

でも、一体何処から貰っていたのかは、分かりません。

 

親の仕事関係かとも思いますが、そんな仕事関係者がいるとは思えず、

親戚一同と言う事を考えましても、やっぱり思い当たる節がございません。

節目事に実家に帰る度、そんな我が家の暖簾は減っているのかと思いきや、

そんな事は無く、相変わらず増えております。

 

中には、色あせている物まであり、あーこれ昔使っていた奴だ!って、

気付く暖簾もあります。

 

まーなんだかんだで、楽しく過ごしている様で、

それがのれんのおかげだとはまったく思いませんが、

それでも、笑いが耐えない事は良い事ですね。

 

 

 

暖簾が掛かっている珍しいお店

飲食店や和風テイストのお店であれば、暖簾が掛かっている事は決して珍しい事ではない。

 

 

と言う前提が、心の中の思い込みとしてある。それは、それ以外のお店では、あまり見る事がない点と、そうした事から積み重なってくる思い込みの力による物だと言える。

 

思い込みとは恐ろしい物で、時に無限の力を生み出すとも言われている。

 

 

簡単な例で言えば、共感性と言う物で、これを発展させる、伸ばして行く事で、誰かの目を通して起こっている事、そして、映像の中で見える事、場所などに自分が立ち、その場にいなければ見えない風景や状況などを感じる事が出来る。これは単純に言えば、度を越した思い込みでしかないのだけど、こうした思い込みを経験として捉えていく事で、自分の可能性や価値観、感性などの振り幅は広がって行き、どんどん、そこにいるのが当たり前になって行く。すると、思い込みは現実の物となる。

 

 

これはイメージと言う、曖昧な物を利用しているから、曖昧だと感じるだけで、昔の絵描きや職人んどは、師匠の筆捌きやしぐさなどを見て、盗んでいた。これはつまり、イメージではなく行動がある思い込みであると言え、この様に現実に行動して、覚えて行く物、成長して行く物も同じである。

 

 

話がだいぶ逸れたが、思い込みって奴は厄介だ。

 

 

別にビーフシチューのお店に、上質なタンシチューありますと印刷された、のれんが掛かっていても良いのだ。面白いじゃないか。

別にフランス料理店に、絶品舌平目のムニエルとプリントされいる暖簾があっても良いのだ。食べてみたくなる。

イタリア料理店に、何故かパエリア、だけどパエリアと謎の言葉が記された暖簾があっても良い。もしかしたら、イベリコ豚もあるんじゃないか?と想像を掻き立てられるじゃないか!

 

 

この様に、思い込みや固定概念をちょっとずらしてやる事で、世の中はもっとずっと面白くなるし、幸せになる。簡単な事なのだけどね。

 

 

 

 

海老と蟹の福袋とのれんを格安価格にて制作販売

先週末は楽天のお買い物マラソンでしたね!私もすっかり参戦

しました。10店舗クリアしました。本当のマラソンは出来ま

せんが楽天のお買い物マラソンは完走率高いです。

 

実際に10店舗のお店で買い物するのは大変ですけど、インタ

ーネットは便利ですね。

実店舗であれば、のれんをくぐってもらわないといけない感じ

もありますが、インターネットだと簡単に物も探せるし、楽天

内をどんどんのれんをくぐって次から次へとハシゴするような

もんです。

欲しいと思う商品を実物で見れないのが残念なのですが、慣れ

てくるとそんなのもだいたいわかるようになりますね。

それに実店舗で実際の物を見てからネットで注文する方法もあ

りますしね。もうネットでの買い物は当たり前になっています。

のれんを格安価格にて制作販売しています。もちろんネットで

の見積もりや注文もできます。便利ですね。

 

海老の専門店のお店で年末年始のご馳走用に海老と蟹の福袋を

注文しました。去年も同じ福袋を購入したんですけど、あまり

の量の多さにびっくりでした。

後で知ったんですけど、このお店、妹の中学時代の同級生の家

のお店だったんだそうです。そういえば、ここののれんやのぼ

りを見たことがありました。どこかで聞いた名前だなとも思っ

ていたんですよね。世間って狭いですね。

妹は蟹が大好きだったのに、数年前から甲殻類のアレルギーが

出てしまって食べられなくなりました。本当にかわいそうです。

 

きっと年末には一家で集まることになりますが、妹には海老と

蟹以外のものを食べてもらって、私たちはたっぷり甲殻類を堪

能しようと思っています。

 

 

 

あったかいお鍋の季節とそそられる暖簾

今日はとても寒かったです。車を運転しているときに、山の方を見てみると

白くなっていました。雲が低い位置まで下りてるんだろうとおもってたら、

初冠雪だったそうです。この時期にびっくりですね。

こんな寒い時はあったかいお鍋が食べたくなりますね。今日はもつ鍋屋の

暖簾がやけに気になりました。

このままくぐってしまいたい!と思いました。

この時期は水炊きとかおでんとか、あったかい料理の名前が入った暖簾

かなり気をひきます。

で、外食するわけにもいかず、今日は我が家でいわしのつみれ鍋をしました。

つみれと出汁はグリーンコープのものなんですが、この時期になると我が家

ではかなりのヘビーローテーションです。

好きな野菜をきざんで入れればいいのであっという間にできるので忙しい時

にもぴったりです。

もうひとつのお気に入りは北海バター鍋です。味噌味なんですけど、魚介類

が入ってて、最後にバターを入れます。

日没が早いので、夕方になると本当に気忙しいです。

そんな時にもいわしつみれ鍋セット北海バター鍋がストックしてあるとすご

く安心します。忙しい主婦の味方ですね。

 

昨日は帰りが遅くなりました。雨が降ってきて、雨の音がうるさいなと思っ

たらあられでした。一気に真冬に突入した気分でした。

そういえば、まだ灯油を買ってませんでした。

やっぱりがっつり寒くなるとエアコンじゃ古い一軒家は寒いんですよね。

本当はストーブを置きたいんですけど、まだ幼児がいるので少し動いたら止

まるファンヒーターに頼ってます。早く灯油を買ってこなくちゃ!

もう急いで冬支度をしなくちゃいけないなと思いました。